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東日本大震災直後から、仙台教区サポートセンターの設立に尽力され、活躍された成井大介被選司教(神言会S.V.D.)の新潟教区 司教叙階式・着座式が2020年9月22日、新潟教区カテドラルで行われました。
式は新型コロナウイルス感染症予防のため、司教団、教区内の司祭、各地区の代表信徒の参加で行われ、仙台教区からは小松史朗神父が参加いたしました。
季節の移ろいを風で感じる。今の風は晩秋から初冬を告げる心地良い冷たい風。今年は寒さが厳しいとの見立てもあるが、心配するも何ともならない。風が運ぶのは季節だけではない。コロナウイルス感染症もまた風(空気の動きに)によって拡散され、猛威を振るう。これまたどうすることもできない無力さを地球規模で徹底的に感じているのである。季節の移ろいも、一部の病原菌やウイルスの類も、風によって運ばれる、その風がどこから来て?どこに向かい?どのくらい吹くのか?人間には予測はできても、太刀打ちできない。
風が運ぶものによって、人間は一喜一憂するのだが、ウイルスや花粉症のように実体を伴うものもあれば、季節の移ろいのように実体は、単なる暖かい空気、冷たい空気の流れだけなのに、私たち人間の心の想像力をかきたて、そこから派生して、イマジネーションを膨らまし、一人一人の心が創造され豊かになるものもある。その典型が日本特有の文化である「俳句」の中に読み取れる。「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」。暮らしの中で、風を感じ、その風から目に映る木々の青葉、耳に聴く鳥のさえずりを想像する。さらにまた、暮らしに戻り、食膳の初鰹に思いが至るのだ。春の香りから夏の匂いへと変わる風、その中に、これだけのことを想像し、心の豊かさが創造される。人間の不思議な崇高さを感じつつも、風のありがたさにも驚かされる。
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