司 教 館 小 聖 堂

東仙台光が丘の小高い一角に新築なった司教館。小聖堂はちょうど建物の中心に位置し、八角形になっている。

総面積は18u、高さ5m。柱はヒノキ材、梁と桁は杉材を使用。壁は藁入り珪藻土、床はコルク材で響きの良い空間である。

祭 壇

インド産アッサム材、1990年、群馬県の松谷耕策氏により、故小林有方司教のために一本の丸太から作られた。高さ70 cm・重さ約100s。

 

聖櫃と聖体ランプ 聖櫃は旧司教館で使われていた物。聖体ランプは五十嵐紗予さんの作品。形状は球体で、窓のステンドグラスに合わせ、椿の花をモチーフとしている。

十字架

 キリスト像の素材は石膏、十字架は木製で、赤のベルベット生地をバッ

クにした縦87p、横67

cmの額に収められてい

る。

 このキリスト像は、明治時代フランスから渡来したもので、長崎の大浦天主堂にあったものである。長い歳月の経過による破損がかなり見られたが、溝部司教様の友人山田英雄氏(東京在住)の手によって見事に修復された。

 

聖遺物 聖遺物を安置する場所として、祭壇が据え付けられた床下に設定。聖遺物の安置場所を示す銘は真鍮のプレートに記されている。

ステンドグラス

司教館小聖堂に、溝部司教お手持ちのステンドグラスが見事によみがえり、その輝きは歴史的なものが生きるような味わいで、見る人々の心に強い感銘を与えています。

 このステンドグラスは、司教様が二年前、長崎・平戸を訪問された折、サレジオ会の浜崎神父の従兄弟のお宅で偶然見つけられ、いただいて来られた物です。

 傷みの部分は仙台在住の五十嵐沙予(さよ)さんによって修復されました。

 つばきの花模様のステンドグラスは、長い間平戸の田平(たびら)教会で、歴史と共に輝いてきましたが、教会入り口の部分を残してイタリアのステンドグラスにすべて入れ替えられた為、取り外したステンドグラスを信徒が譲り受けたものです。作者は不明。

 専門家の話によると、今この色ガラスの色を出せる人はいないというほど価値あるすばらしいものだそうです。

 長崎のステンドグラスを世界遺産に登録しようという話が出ているそうです。

 長崎のステンドグラスは、明るく光の遊びがあり、直接的な光でなく、間接的に光が和らいで心を落ち着かせるといった特徴があります。

 月設計の高田さんは「ステンドグラスがあるのを知らないで設計をしたが、出来上がりは八角形の小聖堂に非常によくあった形になった」ということでした。

溝部司教は司教館小聖堂が、「現代人のオアシス、自分を見つめるような祈りの場になって欲しい」と話されています。 (中西)

 

 

 

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